通勤電車と医療機関の待合室はどちらもウォーゲームのルールを読むのに最適だと思う。書物を読むという意味では、入院中のベッドが相当なものではあるものの、入院中はルールを読んでもプレイに及べないので、ルール読みの意欲はちょっと下がる。

そんなわけで、連休明けで久しぶりの通勤電車はいつもより空いていて、ルールをのんびり読めたし、会社をさっさと抜け出してぎりぎり滑り込んだ耳鼻科と薬局ではそこそこにルールを読み進められた。

読んだのはS&Tの1863。リーダーやロジスティックスの章は読み切れていないものの、通読しきる気力はもうないと判断してコマ切り。そして、床にマップを広げてとりあえずセットアップ。床にしたのはテーブルを引っ張り出してくる気力がなかったからだけど、テーブルに比べると床は汚くて、マップの裏面が汚れてしまう。これで最後にしようと思う。

北軍が青と黄色、南軍が赤茶と灰色というコマのデザインはなかなかよい配色。ポイント・トゥ・ポイントのマップに、最初は弱い面で登場して戦闘に生き残るとベテランになるというルールはA House Dividedを想起させる。