Muppets Most Wanted - Original Score

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「2作目はスコア盤が出るのか、うらやましい」と思っていたら、何とボーナストラックとして1作目のスコアを収録とのこと。慌ててAmazon USに発注(日本は売り切れだった)。全47曲のうちの23曲が1作目。全曲収録ではないような気がするけれど(聖歌隊とか)、それぞれ十分な長さ。多分、劇中で使われたものと同じ音。

すばらしすぎる。ボーナストラック部分だけで今年のベストサントラ候補。

2作目の曲は本編をもう1回観た後まで聞かずにとっておくつもり(といいつつ、うっかりシャッフルで2曲ほど聞いてしまった)。早くDVD出ないかな。というか、今からでも遅くないので劇場で上映していただけないものか。

以下、「ザ・マペッツ」の内容への言及あり。

「Traveling by Map」「Muppet Man」「Jack Black Attack」のように映画を観ただけで口ずさめるものから、ウォルターがカーミットのオフィスに忍び込んで壁にかかっているバンジョーを見るところ(必泣)の曲のように、聞いていてウルッとくる劇版まで。どの曲もそのまま聞いてもよい曲で、かつ映画を思い出しながらでももちろん楽しい。

「Maniacal Lough」の終盤でウォルターを真似て叫ぶとか、「The Last Act」が終わったところで反射的に口笛を吹いてしまったり。本編を見直したくなるし、見直してからこれを聞くとまた楽しいんだろう。いい映画といいサントラがあれば生きていける。

フィナーレのメドレーが入っていないのは残念。「Life's a Happy Song」のインストバージョンを収録してくれていれば、自分で編集して作れたんだけどなぁ。

Muppets Most Wanted、観た

Regal Town Center Stadium 16 & RPX

公開日(3月21日)からずいぶん経っていたにもかかわらず、初日の宿泊先から車で5分くらいの劇場(ジョージア州ケネソーのRegal Town Center Stadium 16 & RPX)で上映しているという幸運。10時間以上のフライト(と3時間以上のトランジット待ち)の後に観る元気はなかったものの、もう一度同じホテルに滞在する行程を組めたので10時近くから始まる最終回を鑑賞。

Regal Town Center Stadium 16 & RPX

日本で劇場公開される雰囲気を感じられないので、劇場で観られたことだけでいうことなし。

以下、ネタバレの可能性あり。

前作のように上映開始から5分もせずに「これは名作」と震撼するような内容でも、数多ある「作らないほうがよい続編」でもない。ウォルターの見せ場は少ないながらも適切に用意されていたし、ミス・ピギーカーミットを見分けるところも微笑ましい。

主要キャラクターそれぞれが活躍するところが思いの他少なかったような気はする。それなりに説明が必要な物語ではあったと思うけれど、お国柄ネタやゲストのための時間が案外多かったのではないか。別にフランス人が出てきたり、スペイン風アレンジの楽曲を使ったりしなくてもよかったんじゃないかな。

ゲストは全般にやり過ぎ、ふざけ過ぎではあるんだろうけど、こういうのは大げさにやらないと面白くならなくて、この映画がちょうどいいくらいなんだろうとは思う。あとは好みの問題(僕としてはギリギリセーフくらい)。セリーヌ・ディオン、すごい(呆れながら)。

前作終盤で持ち上げまくったマペッツを、きっちり正しい位置に修整することがこの映画の最大の目的だったのかもしれない。その目的をしっかり達成しつつ、多彩なゲストと素敵な音楽の愉快な映画になっているのだから、十分な成功と言っていいんだろうと思う。

もったいぶった評価になっているのは、やっぱり前作があんまりにも面白かったから。ウォルターを大画面で観られたのはありがたかった。彼は本作でも非常に愛くるしい。

国際線は映画鑑賞のチャンス

行きと帰りで合計5本の映画を観た。片道11時間のフライト。

行きに4本観たので帰りは何本見られるかと思ったが、1本観終わったところで眠くなって、起きると成田まであと2時間を切っており、映画ではない短めの動画2本(ジェレミー・オリバーとあと何か1本(忘れた))を見て着陸。

最近の旅客機の映画は結構な種類があり(20本以上あったのではないかと)、乗客それぞれに専用のモニターがあって好きなタイミングで再生することができる。劇場で観ようと思っているものはパス。劇場で見るほどではないけれどiTunesとかでそのうち観ようと思っていた準新作を観るのに国際線機内は最適。

決まった時刻に全乗客用のスクリーンに決まった映画を流していたのは、もう20年近く前のことになる。劇場で見たいからスクリーンから必死に目をそらしていたのは今は昔。といいつつ、斜め前方の人が「Monument Men」とか「Her」とかを観出したらどうしようという心配が新たに登場した訳だけど。

コーヒーは外国のにおい

出勤前にセブンイレブンに立ち寄ったら外国のにおい。コーヒーを自分でドリップする機械のせいだろう。

ただ、外国、というかアメリカのセブンイレブンにはこのにおいはなくて、ガソリンスタンドとかバスティーポとかのにおいとして覚えている。アメリカのセブンイレブンはこんなに活気がない印象がある。

この記憶はスターバックス以前のものなのでいまどきは違うかもしれない。もう20年とか30年とか前の話になる。

アメリカの薄いアメリカンコーヒーはとても美味しいと思った。ほんとに薄いコーヒー。コーヒー好きな人には嫌がられそうなやつ。

スターバックスは味以前にコーヒーを受け取るときにゴチャゴチャした感じが苦手。それでも暖を取りにとか、座りたくてとか、ネットが使えそうでとか、そういう理由で訪れてしまうけど。

ネットプリントで30円の証明写真

最初に試したのはiOSのSelf IDPhoto。Googleで「iphone 証明写真」を検索して最初にでてきた週アスPlusのページで紹介されていたアプリ。外出先でサクっと自分撮りしてプリントアウトまでできる21世紀ってすごい、と軽い感動。

イザってときに証明写真をキレイに撮れるiPhoneアプリに惚れた!

Self IDPhoto

Self IDPhoto

  • Kenichi YOKOSHIMA
  • ユーティリティ
  • 無料

明るくて、無地のホリゾントがあって、という場所として銀行のATMコーナーで自分撮り。iPod touchを前方に構えると肩に力が入ってしまって自然な姿勢っぽく見せるのが難しかった。ほしかったサイズ(4センチ×5センチ)に設定したつもりが、セブンイレブンでプリントアウトすると小さいサイズになってしまっていた。

家に帰って何度か試してみるも、思ったサイズにならず。App Storeのレビューを見るとサイズ変更に関するネガティブなコメントが何点かあった。そういうものなのかもしれない。さらに、写真がちょっと縦長になるのも気になる。

どうせ自宅に戻っていたので、コンデジで撮った写真をPhotoshop Elementsで加工してネットプリント入稿する方法をとることにした。そのものズバリの情報をまとめてくださっていたページを発見。ビバ・インターネット。求めよ、さらば与えられん。

格安30円で証明写真を作る方法 | wtpmj.com

配偶者に撮影してもらった画像をサクっと編集してネットプリントに。翌朝、駅の近くのセブンイレブンでプリントして、無事証明書の発行にも成功。

担当者さんが「少し小さいかも」と言っていたので、次回こういうことがあれば少しだけ(5ミリくらい?)大きめに作っていった方が無難かもしれない、というのが今回の教訓。

Kindle版のロンリー・プラネットは章ごとに買える

初めての海外旅行はデルタ航空のパスで合衆国を周遊する旅だった。この旅行に行くきっかけになった先輩を真似て「地球の歩き方」を持参したのだけれど、滞在する町ごとのページは多くても数十ページだったので、持ち歩きやすい軽さにするためにナイフで何冊かに切り分けることになった。

それから30年近く経った今日、旅行ガイドをあれこれ物色していくうちにロンリー・プラネットのKindle版にいきつき、章ごと購入できる仕組みになっていることを知った。例えば「Eastern USA travel guidebook」は以下のように分かれている。

  • Plan your trip
  • New York, New Jersey & Pennsylvania
  • New England
  • Washington, DC & the Capital Region
  • The South
  • Florida
  • Great Lakes
  • Understand Eastern USA & Survival Guide

まとめて買うと17.49ドル、1章だけなら4.95ドル。4章買うなら全部買うべしなシステム。プレビューを見る限り、The Southにはバージニアより南、フロリダより北、ミシシッピ川より東が含まれている模様。1800円+税の「地球の歩き方・アメリカ南部編」とほぼ同じ地域。

他に「Florida & the South's Best Trips Travel Guide」というのもあり、こちらの章立ては以下のとおり。

  • Plan your trip
  • Florida
  • The Carolinas
  • Georgia & Alabama
  • Mississippi, Louisiana & Arkansas
  • Tennessee & Kentucky

僕の旅程からすると非常に残念な章分け。TennesseeとGeorgiaとSouth Carolinaだと3章にまたがってしまう。

旅先でネットを使えるようになった今日、旅行ガイドブックを使うことは減ったのではあるけれど、名所や見どころをざっと眺められるインタフェースと、困ったときにぱっと見られる利便性はまだまだ捨てがたい。安くはないし荷物にもなるけれど、保険としての価値はそれを補って余りある。

世界中どこにいってもネットが繋がれば手に入れられるという点でKindle版の意義は大きいんじゃないかと。旅先で「地球の歩き方」をなくす心配をしなくてよくなるってすごいことだと思う。なので、ぜひ「歩き方」もKindle化してほしい。ついでに章ごとに買えるようにも。

スター・ウォーズ・エピソード7のキャスト発表

Star Wars: Episode VII Cast Announced | StarWars.com

朝食中に見たtime.comの映画ニュースが自分にとっての第一報。starwars.comはよほどのことがなければ見ないのが普通。今回もそうしようと思ったが、半日くらい悩んだ後に結局見ることにした。

できれば何も知らずにエピソード7を観たい。どんな話かはもちろん、誰が出るか、上映時間が何分か、スタッフの名前、映像、音、その他事前情報はできるだけ少ない方がいい。

でも、それがなかなか難しい。既にいろいろな情報が目に飛び込んできている。何の気なしの会話で知ってしまう。そういうものだ。

そういう世の中に生きていることを前提に考えるならば、書き手や話し手が盛り込んでしまう色づけや煽り、その他いろいろの要素ができるだけ含まれない公式情報は最良の、言い換えれば最もダメージの少ない事前情報の仕入れ元なんじゃないか。

そんなことを考えてstarwars.comを開いた。ほんと、久しぶり。もしかしてエピソード3(もう9年も前!)のとき以来かもしれない。

とてもいい写真。見ていてしみじみするというか、じーんといい気持ちになる。その下に書かれている文章も淡々と名前を並べるだけ。スター・ウォーズの公式情報は映画を見る前でも安心して見られる。今回もそうだった。疑ってごめんなさい。

キャスト以外のことも書かれていた。覚悟なしに読んでしまったけれど、これもいずれ(公開日より前に)わかることだろうから、今回知ることができてよかったんだと思っている。

なお、僕と同じように見るかどうかを迷っている人にお知らせすると、エピソード7に誰が出るか、どんなスタッフなのかを全然知らないままにしておきたいならば、冒頭に書いたリンクは開かないことを薦める。

2015年12月18日までの20ヶ月弱、あなたの情報管制が成功することを心から願っています。理力は常にあなたと共にあります。