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気遣って奥へ進む、手前にいる理由を気遣う(満員電車で)

満員電車で入り口付近にとどまっている人が気遣いに欠けていることもあると思う。割合でいえば、そういう人が多いんだろう。でも、何かしらの理由で手前にとどまっている人もいて、本当は自分以外が奥に進めるようにしたいと思っているけれど、それができずにいるのを尊重してもいいんじゃないか。

困るのは3人が入るには狭すぎる車輌。京王線がそうだ。都営新宿線なら3人が入れる広さなのだけれど、相互乗り入れしている京王線の車輌に乗ると通路が少し狭くて、既に2人いる通路に割って入るのはちょっと躊躇する。特に女性とくっついちゃいそうなときとか、ちょっとボリュームのある方がいらっしゃったり、バッグの大きい人、ポニーテールの人、フードの人、少し後ろ目に立つ人、などなど。

そんな状態のままドアとドアの間ぐらいのところに立っていると「通路に2人しかいないんだから、おまえ奥へ進めよ」というオーラを出してぐいぐい押してくる人がいる。舌打ちされたり、下手すると声に出して言われたり。ヒジでぐりぐりする人もいる。困る。少し立ち位置をかえて「アナタが奥へどうぞ」とテレパシーを送ってみたりして。

満員電車では奥へ進んだ方が合理的。そういう考え方は分かるし、基本的には賛成。でも、奥へ進まない人を即アウトとしてしまう考え方はちょっと困る。似たようなことはエスカレータを塞ぐ位置に立ってるときにも感じる。エスカレータの片側をあけるのは賛成。でも、あけないからって事情を問わずに怒られるのはちょっと納得いかない。あと、7人がけの長椅子に6人しか座ってないからって、明らかに隙間が足りてないのに無理矢理座ってくる人もそう。

親切で奥へ進む。それによって満員電車の苦労がちょっとだけやわらいで、あぁ、よかった。奥へ進まない。ちょっと残念だけど、色々事情はあるよね。次はいいことがありますように。そんな感じになるといい。甘いのかな。