南アフリカの極私的年表
本稿、割と軽いとは言え「シュガーマン」のネタバレになります。こう書いた時点で既にネタバレになってしまっています。ごめんなさい。
ネルソン・マンデラさんの訃報をきっかけに、南アフリカのいくつかのことを想起した。
- F1南アフリカGP
- スティーブン・ビコ
- ロドリゲス
- アパルトヘイト
- ニール・ブロムカンプ
どういう順番になるのか興味が湧き、軽く調べてみた。情報源は主にWikipedia。
- 1970 ロドリゲスのファーストアルバム「コールド・ファクト」リリース
- 1977 スティーブン・ビコ死亡
- 1979 ロドリゲスのオーストラリア公演
- 1979 ニール・ブロムカンプ誕生
- 1980 ピーター・ゲイブリエル3枚目に「ビコ」収録
- 1985 南アフリカグランプリ終了(勝者はナイジェル・マンセル)
- 1987 映画「遠い夜明け」
- 1992 南アフリカグランプリ再開(勝者はナイジェル・マンセル)
- 1994 ネルソン・マンデラ大統領就任、アパルトヘイト廃止
- 1998 ロドリゲス 南アフリカツアー
- 2009 映画「第9地区」
「シュガーマン」を観て、南アフリカでは黒人さんだけでなく白人さんたちも大変だった、という話しを新鮮に感じた。実際、どう大変だったかは知らない。経済政策によるものか。はたまた、アパルトヘイト撤廃に伴う混乱なのか。
ニール・ブロムカンプはそういう時代に育ってきたがゆえに、あの独特な世界観を描けるのかもしれないし、見る側のそういう期待をうまく利用して自分の作家性みたいなものを演出しているのかもしれないし。