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旅行と自分撮り

旅先の写真に自分が写っている必要はそれほどないと思っている。そもそも、自分が写った写真はそれほど多くない。パソコンに保存されている写真は自分はもとより、人が写っていないものが多い。その方が(主にプライバシー保護的観点で)気楽。

とはいえ、最近は振り返って写真を見るときに面白いのは人なんだと思うことが増えた。風景や記録としての写真は、大概のものがインターネットで見ることができる。自分が撮ったよりも全然よいものが、自分の欲しいアングルやズームで写っていることも少なくない。

だとすると、自分で持つ写真に人が写っている意味はやっぱり大きい、と。

旅行に持っていく衣服を考えるとき、過去の旅行の写真の自分がとても参考になることに気づいた。同じ時期に同じような地域を旅行したらなおさらのこと。あぁ、確かにこのときは寒くてこのウィンドブレーカーが助かったとか、毎日半そでだったなとか、このシャツを結構何度も着たんだなとか。

どのくらいの服装で、どのくらいの気温に備えるべきで、どのくらい繰り返して着るか。そういう感覚を写真は思い出させてくれるし、失敗していればそれを繰り返さずに済む。ついでに「げ、何年も前の旅行と同じ服装してる」という写真にしないためにも役に立つ。

一人旅だと外出先での自分撮りはなかなかしない。トイレで鏡に映った自分を撮るくらい。あとはホテルの部屋の鏡だったり、寝巻きになったあとでセルフタイマーだったり。どんな寝巻きだったかはそれはそれで役に立つ記録ではあるけど、外出するときの服装が記録されてる方がよい。

パッキングする前に手持ちの衣類を並べて写して、あとは毎日外出前にホテルの姿見で自分撮りする、というのが理想なのかもしれない。「自分が大好き」みたいな写真になりそうでちょっと気持ち悪いけど、後々役に立つよ、という理由がついたことだし。