家電量販店がパソコンを売らなくなる日はくるか

長らく使っているディスプレイ(BenQ FP9eE S、ワイドじゃない19インチ、1280×1024、Amazon取り扱い開始は2006年だそうだ)の画面の表示が結構厳しい。にじむというか、横に向かって線が入るというか。昨日、今日始まった症状ではなく、買い替えが面倒だったりお金がもったいなかったりで、まさに自分をだましだまし使い続けている。

今日、ようやく意を決して近所のヤマダとコジマに出かけてみた。ヨドバシに行けば在庫がありそうだとは思ったものの、少し遠いし駐車場が面倒だ。近所の店なら1時間もあれば帰ってこれる。21世紀すごい。そう思っていそいそと出かけた。

しかし、結果は無残なものだった。ヤマダにもコジマ(今はビックカメラなんだそうだ)にも、外付けディスプレイはほとんど売られていない。LGもASUSもイイヤマもなし。I-Oデータの商品が地味なコーナーにぽつんと置かれていた。そういうものだ。

きちんと見たわけじゃないけど、デスクトップパソコンもかなり肩身が狭そうだった。ノートパソコンが主力商品になったのかとも思うけれど、全体としてパソコンの売り場はずいぶん小さくなってしまったのかもしれない。

はたまた、単機能ディスプレイを買う人はいなくなって、HDMIつきのテレビを買うようになったのかもしれない。2年前にフラットヘッドスキャナを探しまわって買った後で、今どきはプリンタとスキャナの複合機がたくさんあることを知って「あら、そういう時代なのね」と思ったようなものか。

パソコンは家電量販店では徐々に扱われなくなり、再びソフマップとかT-ZONEとかSTEPみたいなパソコン屋さんや、マニアックな通販店、路地裏の小さな店とかが主な購買場所になったりするんだろうか。それはそれでちょっと楽しみかもしれない。

二店舗を回って空振りした後に「あぁ、最初から通販で買うんだったよ」とがっくり。こういう経験は結構している。でも、やっぱり実店舗で現物みて在庫品を持って帰りたいという気持ちはなくならない。