2015年、観逃しではないが、縁があれば観たい映画

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「未見映画」としてevernoteにメモっておいた映画のうち、観ていないもの。概ね上映開始日がより後の映画がより前になっている。

iPod touchで映画を観ることへの抵抗がかなり小さくなって、劇場で観逃した映画を拾える機会がぐーんと増えた。劇場で観る方がより楽しめるんだろうなとは思うものの、観ないままであり続けるよりは全然よい。

旅行と自分撮り

旅先の写真に自分が写っている必要はそれほどないと思っている。そもそも、自分が写った写真はそれほど多くない。パソコンに保存されている写真は自分はもとより、人が写っていないものが多い。その方が(主にプライバシー保護的観点で)気楽。

とはいえ、最近は振り返って写真を見るときに面白いのは人なんだと思うことが増えた。風景や記録としての写真は、大概のものがインターネットで見ることができる。自分が撮ったよりも全然よいものが、自分の欲しいアングルやズームで写っていることも少なくない。

だとすると、自分で持つ写真に人が写っている意味はやっぱり大きい、と。

旅行に持っていく衣服を考えるとき、過去の旅行の写真の自分がとても参考になることに気づいた。同じ時期に同じような地域を旅行したらなおさらのこと。あぁ、確かにこのときは寒くてこのウィンドブレーカーが助かったとか、毎日半そでだったなとか、このシャツを結構何度も着たんだなとか。

どのくらいの服装で、どのくらいの気温に備えるべきで、どのくらい繰り返して着るか。そういう感覚を写真は思い出させてくれるし、失敗していればそれを繰り返さずに済む。ついでに「げ、何年も前の旅行と同じ服装してる」という写真にしないためにも役に立つ。

一人旅だと外出先での自分撮りはなかなかしない。トイレで鏡に映った自分を撮るくらい。あとはホテルの部屋の鏡だったり、寝巻きになったあとでセルフタイマーだったり。どんな寝巻きだったかはそれはそれで役に立つ記録ではあるけど、外出するときの服装が記録されてる方がよい。

パッキングする前に手持ちの衣類を並べて写して、あとは毎日外出前にホテルの姿見で自分撮りする、というのが理想なのかもしれない。「自分が大好き」みたいな写真になりそうでちょっと気持ち悪いけど、後々役に立つよ、という理由がついたことだし。

日本語に「クレーム」と同じ意味の単語があったら

読んだ。

「クレーム」と同じ意味のことを一言で言える単語、日本語にあるのだろうか。「クレーム」が「私にはコレを手に入れる権利があります」という意味であるなら、「私はコレがほしいです」とはちょっと違う。

アメリカ人は文句を言わずに行列に並ぶ、という話をよく見聞きする。我慢強かったり、気が長かったりというのもあるのかもしれないけれど、「並ばず済ます権利がない」と認識しているからなのでは、と先日ふと思った。

行列で怒ってるアメリカ人を見たときに、この人は「自分はこんなに長時間並ばずにサービスを受ける権利がある」と主張していて、こういう状態を「クレーム」と言うんじゃないかと。単に堪忍袋の緒が切れたとか、我慢の足りない人だったのかもしれないけど。

日本語に「自分に権利があるものを要求する」ことを意味する単語がないとして、それがいいとか悪いとかをいまさら考えるのもどうかとは思う。でも、「クレーム」に相当する単語があれば、「怒る」と「権利を行使できないと訴える」がごっちゃになる不幸が減ったのではという妄想は心地よい。

権利をほどほどに主張して、より幸せに。

権利がないのに怒って何とかしようとする人が少なくて、これまた幸せに。

 

家電量販店がパソコンを売らなくなる日はくるか

長らく使っているディスプレイ(BenQ FP9eE S、ワイドじゃない19インチ、1280×1024、Amazon取り扱い開始は2006年だそうだ)の画面の表示が結構厳しい。にじむというか、横に向かって線が入るというか。昨日、今日始まった症状ではなく、買い替えが面倒だったりお金がもったいなかったりで、まさに自分をだましだまし使い続けている。

今日、ようやく意を決して近所のヤマダとコジマに出かけてみた。ヨドバシに行けば在庫がありそうだとは思ったものの、少し遠いし駐車場が面倒だ。近所の店なら1時間もあれば帰ってこれる。21世紀すごい。そう思っていそいそと出かけた。

しかし、結果は無残なものだった。ヤマダにもコジマ(今はビックカメラなんだそうだ)にも、外付けディスプレイはほとんど売られていない。LGもASUSもイイヤマもなし。I-Oデータの商品が地味なコーナーにぽつんと置かれていた。そういうものだ。

きちんと見たわけじゃないけど、デスクトップパソコンもかなり肩身が狭そうだった。ノートパソコンが主力商品になったのかとも思うけれど、全体としてパソコンの売り場はずいぶん小さくなってしまったのかもしれない。

はたまた、単機能ディスプレイを買う人はいなくなって、HDMIつきのテレビを買うようになったのかもしれない。2年前にフラットヘッドスキャナを探しまわって買った後で、今どきはプリンタとスキャナの複合機がたくさんあることを知って「あら、そういう時代なのね」と思ったようなものか。

パソコンは家電量販店では徐々に扱われなくなり、再びソフマップとかT-ZONEとかSTEPみたいなパソコン屋さんや、マニアックな通販店、路地裏の小さな店とかが主な購買場所になったりするんだろうか。それはそれでちょっと楽しみかもしれない。

二店舗を回って空振りした後に「あぁ、最初から通販で買うんだったよ」とがっくり。こういう経験は結構している。でも、やっぱり実店舗で現物みて在庫品を持って帰りたいという気持ちはなくならない。

公式エクスポート発見を喜んでたらTwitpicがサービス継続


Twitpicが存続、サービスの終了を撤回 - 週アスPLUS

上の記事を見つけたのは、Twitpicにしか保存されていない画像(大した量ではない。20枚とか、そのくらい)を保存しようと1時間くらい作業した後のこと。ともあれ、サービス継続おめでとうございます。

上が冒頭の記事からリンクされている公式Tweet

これらの記事に気づいたのはTwitpicの画像を手元に保存し終わってからだった。先に気づいていたら何もしないままにして、将来再び「急いで保存しなきゃ」という局面を迎えたかもしれないので、ニュースに気づく前に保存作業を完了したことはよいことなのだろう。と自分に言い聞かせ。

以下、Twitpicの画像をエクスポートする手順。

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1. Twitpicにログインして画面右上の「settings」をクリック。

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2. ページ下方にある「Export Your Photos」にある「Request Your Data」ボタンをクリック。

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3. 「リクエストを処理中」のメッセージが出るのでしばらく待つ。ときどきページをリロード。

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4. 処理が終わると「Download Now」というリンクが出るのでこれをクリックすると、パソコンに画像がダウンロードされて作業完了。

Twitterにポストする画像は基本パソコンにも保存されているのだけれど、アプリケーションから直接ポストした画像などはついつい手元に保存し忘れてしまう。Twitter本体(?)にしか保存されていない画像もそのうち引っ張り出しておくべきなんだろう。

電子書籍を章ごとにシャッフル

Kindleのおかげで複数の本を持って出かけられるようになった。外出先でも好きな本を読み返せるのがありがたいと思っていたが、複数の本を章ごとにつまんで読むのがとても楽しいことに気づいた。

今のところは区切りのよいところで本を選択しなおして別の本に移動している。移動先の本は前回読み終えたところになっていて、その続きを読む。「ここを読みたい!」という強い意思があるときはそれに従えばよいのだけれど、何となく何か読みたい、というときにはこの方法が結構気持ちいい。

しかし、できることならば音楽プレイヤーのように次に読む章をランダムに繰り出してくれるとうれしい。好きな章を重点的に選んでくれたり、この章の次はこの章がグッとくるでしょう、とサジェストしてくれたりすると言うことなし。

天丼いもや

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10年以上続いた神保町への勤務の最終日。昼食をどこにしようかは結構迷った。

いくつかの店には、少しずつ「さようなら訪問」をすませておいた。グラン、スパゲッティキング、近江や、チャントーヤ、エチオピア、六法、アボカフェ。今荘にも行ってみたけれど「うな重3000円」という札を見てあきらめた。ちょっとお財布に厳しすぎる。

神保町に勤務しなくなっても、神保町で食事をすることは可能なわけで、今回食べ逃してもまた食べにくることはできる。グランとか、さぼうるとか、エチオピアには折を見て(グランデにくるときとかに)遊びに行こう。

そんなことを考えて「神保町最後の昼餐」には「天丼いもや」を選んだ。少し時間をずらして訪れたのに、数人が立って待っていた。このところ揚げ物がお腹に厳しかったり、自分が油臭くなるのがイヤだったりで来ていなかった。10年ぶりとかかもしれない。

カウンターの中では若い男性がてんぷらを揚げていて、年配の男性がお茶、女性が洗い物をやってる感じ。年配の男性さんはその昔は「カウンターの中の若い方の人」だった。

高校生のころに神保町に遊びに来るようになって、一番お世話になったお店がいもやだと思う。そう思いながら天丼を食べているうちに、キッチンジローもそういう位置づけだったなと思い出した。人と会ったり、歯医者に行ったりする用事のない日に「スタミナ焼+クリームコロッケ」を久しぶりに食べに行ってみようか。